高級時計の代名詞、ロレックス。そのスポーツモデルの中でもひときわ特別な機能を持つGMTマスター。GMTマスターIとIIの違い、使い方を画像入りでご紹介!ってそんなに大したものでもありませんが、ご参考までにどうぞ。

ロレックス GMTマスターの使い方

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高級時計の代名詞でもあるロレックス。
その中でもスポーツモデルは見た目のかっこよさからも非常に人気が高く、ロレックス正規店でも品薄状態が続いているためユーズド品でも高値で取引されています。
しかし、このスポーツモデル、見た目だけではなくて、それぞれのモデルにコンセプトがあり特別な機能が付与されていることをご存知でしょうか?
今回は、その中でもGMTマスターの使い方に焦点を当ててご説明いたします。

GMTマスターのポジション

GMTマスター
16700
GMTマスターII
116710

視認性を追求したエクスプローラー、山岳・洞窟等での実用性を高めたエクスプローラーII
防水性能に優れたサブマリーナ、潜水などを含む超防水性能を持つシードゥエラーディープシー
優れた帯磁性能を持つミルガウス、クロノグラフ機能を持つデイトナ、レディース・ボーイズモデルもあるヨットマスター

その中でも特に変わった機能を持つのがGMTマスターです。
この時計の最大の特徴は、世界を飛び回る人向けに時差を考慮した第二時間帯を表示する機能、いわゆるGMT機能にあります。
GMT針と呼ばれる長針でも短針でも秒針でもない針で、現地時間と第二時間帯を表示することができるのです。

例えば、出張や旅行で日本からロンドンに渡航した場合を考えてみます。
サマータイムの場合の時差は約8時間なので、日本で午前2時の場合、ロンドンでは午前6時となるのです。
GMT機能を利用すれば、この日本とロンドンの2か所の時間を瞬時に把握することができるのです。

現在はGMTマスターIIとなっていますが、その前身となるGMTマスターも依然として人気があります。
この2つのモデルの違いと使い方をご説明いたします。

GMTマスター 16700

GMTマスターの最終モデルとなった16700。
これ以降は全てGMTマスターIIという新モデルでのリリースとなっています。
では、使い方を見てみましょう。
画像ではベゼルは黒ですが、その他にも赤/黒や赤/青など様々な組み合わせのバリエーションがあります。

GMTマスターには以下の特徴があります。

  • 長針、短針、秒針とは別にGMT針という特殊な針があります。
  • GMT針は長針、短針と共に動き、GMT針のみを動かすことはできません。
  • GMTマスターIIでは廃止された日付のクイックチェンジ機能がついています。
  • 24時間ベゼルはどちらの方向にも回転します。

日本国内ではもちろん普通に使えます

日本国内では、24時間ベゼルの▼を12時に合わせた上で、現在の時刻に合わせて通常の時計として使用します。
24時間の回転ベゼルはどちらにもまわりますので、GMT針に回転ベゼルの▼を合わせて、数時間経った後にGMT針と回転ベゼルの差を読み取れば、簡易的な時間計測機能としても使用できます。

ロンドンに行く前に時差の分だけ時間をずらします

日本を出発する前に、ロンドンの時間に時間を合わせます。
ロンドンは日本より8時間遅れているので(サマータイム)、時間を遅らせます。
すなわち、ロンドンの時間は午前6時になります。

また、時差の分だけベゼルを回転させます。
ロンドンは日本より8時間遅れているので(サマータイム時)、ベゼルを8時間分だけ『左に』まわします。
※ベゼルを回転させる時の『8時間』はベゼルの目盛での8時間です。

GMT針と回転ベゼルから第二時間帯を読み取ります

ロンドンに到着したら、そのまま時間を読むことができます。
なお、GMT針と回転ベゼルを使用して時間を読むと、第二時間帯である日本の時間を読むことができます。
画像からは、日本の時間は14時であることが読み取れます。

GMTマスターII 116710

GMTマスターは16700で生産終了となり、その後GMTマスターIIになりました。
GMTマスターIIになると、ケースサイズが大きくなり、GMTマスターに様々な変更が加わりました。
では、使い方を見てみましょう。
画像ではベゼルは黒ですが、GMTマスター同様、その他にも赤/黒、赤/青や黒/青の新色など様々な組み合わせのバリエーションがあります。

GMTマスターIIには以下の特徴があります。

  • 長針、短針、秒針とは別にGMT針という特殊な針があります。
  • 帯磁性、耐衝撃性などのゼンマイを備えた新ムーブメントを使用しています。
  • 回転ベゼルの文字部分がセラミック製となりました。
  • 短針のみを動かすことができるようになりました。すなわち、短針とGMT針を別々に動かすことができるようになりました。
  • 日付のクイックチェンジ機能がなくなり、日付の調整には短針のみの操作が必要になります。
  • 24時間ベゼルはどちらの方向にも回転します。

日本国内ではもちろん普通に使えます

日本国内では、24時間ベゼルの▼を12時に合わせた上で、現在の時刻に合わせて使用します。
最初にリューズを最後まで引き出し、GMT針が24時間ベゼルの正しい位置を指すように調整します。
その後、リューズを真ん中の位置に合わせて短針のみを動かし、正しい位置を指すように調整します。
ここでは現在は14時としています。

ロンドンに行く前に時差の分だけ時間をずらします

日本を出発する前に、ロンドンの時間に時間を合わせます。
ロンドンは日本より8時間遅れているので(サマータイム時)、リューズを真ん中の状態にして短針のみを8時間遅らせます。
すなわち、ロンドンの時間は午前6時になります。
GMT針は14時を指しており、第二時間帯である日本時間を指しています。
つまり、GMTマスターよりも第二時間帯の調整方法が簡単になっているのです。

GMTマスターIIの特殊な機能

GMTマスターIIでは、使い方を応用することで様々な使い方ができます。
そのうちの一つが第三時間帯、1つの時計で3つの時間帯を表示するというスゴわざなのです。
少しコツはいりますが、慣れればそれほど難しくありません。

例えば先ほどの続きで、日本とロンドンの2つの時間を示している状態で、さらにニューヨークの時間を表示させてみます。

時差の分だけベゼルを回転させます

日本とニューヨークの時差は13時間(サマータイム時)
ニューヨークの方が13時間遅れているため、ベゼルを13時間分だけ『右に』まわします。
※ベゼルを回転させる際は、1周で24時間と計算してください。

3つの時間帯を把握できます

すると、3つの時間を見ることができます。
「長針と短針」からはロンドンの時間が6時であることが分かります。
「GMT針のみ」を24時間表記で見ると、日本の時間は午後2時であることが分かります。
さらに「GMT針と24時間ベゼル」からは、ニューヨークの時間が午前1時であることが分かります。

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