ネットショッピングでの詐欺・被害にあわないために!

スマホは画面が小さく、画像をはっきり見ることができません。ページ全体を見ることができないうえに、商品ページ以外のページを確認しにくい傾向にあります。
また、他のサイトと見比べることも、ちょっと面倒ですよね。
だから騙されやすいんです！！
高価な商品を購入する時は、できるだけタブレットやパソコンなどの大画面で、しっかり確認してから購入してください。

少し前なら、サイトを開いただけで「詐欺サイトや！」って見破れましたが、最近はそれも難しくなってきています。
本物の写真やロゴを使用していたり、激安価格ではなくちょっと安い価格にしているなど、詐欺サイトの質が向上しているからです。

それでも見るべきポイントはあります！！
下記を参考に、購入前には必ず確認してみて下さい。

ちゃんとした会社の場合、会社名や住所を検索すると、ちゃんとお店情報が出てきます。
詐欺サイトの場合、会社名や住所の整合性が取れてなかったり、被害情報や悪い口コミが出てくることがあります。

まずは会社名と住所を検索、ついでにGoogleマップで住所確認してみましょう！！

長年にわたって実店舗を経営しているお店なら、安心なことが多いでしょう。ちなみに質屋さんは公安委員会の許可制で信用第一で営業しております。お客様のお品物をお預かりしているので逃げることができませんから悪いことはできませんよ(笑)

実際にお店で商品を買う時、店員さんの対応が悪かったら・・・安くても購入したくないですよね？
それはネットショップでも一緒。何回電話しても電話に出ない、出ても対応がすごく悪いというお店はリスクが高いですし、何かあった時でも対応してもらえない可能性もあります。
実際に電話して商品のことを聞いてみましょう！！
メールやLINEでの問い合わせは相手の素性が分かりにくいので、あまりおススメしません。

• そもそも、電話番号・住所・代表者名が掲載されていない店舗は法律違反です！

会社の場合、振込先の名義人は会社であることが普通で、個人の名義人であることは稀です。
しかし詐欺サイトでは、振込名義人が個人名になっています。

まずは振込先の名義人を検索してみましょう！！

詐欺サイトの場合、既に被害にあっている人の書き込みがヒットすることがあります。

ネットでブランド品を買う時はこんなところにチェック！というポイントをかいつまんでご紹介。
こんなのに当てはまるサイトは怪しいかも！？ちょっと注意が必要です！

詐欺サイトの運営はほとんどが海外(中国や東南アジアなど)で作られています。だからヘンテコな日本語が多いのです。
(最近は日本人が加担してるのか、普通の日本語であることも多くなってきました。)

他にも画像がショボかったり、書体(フォント)が見慣れないものだったりする場合も怪しいです。
ホームページを隅々まで確認してください。タイプミスとは思えない変な日本語が見られる場合は要注意です。

商品ページだけでなくサイト全体の日本語を隅々までチェックすることが重要です。
商品画像や説明文以外にも気を配ってください。違和感を感じたらそのサイトでは購入しない事です。

ブランド品は高くてなかなか手に入りません。だから、みんな欲しがるのです。 ブランドもそんなことは百も承知、価格調整などを行って人気商品が簡単に手に入らないようにしています。

人気商品が新品なのにめっちゃ安い！てなんてことはありえません。最近は激安でなくてもちょっと安いてくらいの詐欺サイトも多いのでこちらもご注意です。

FaceBookやInstagram、TwitterなどSNS。そこには広告や、記事と称した広告がたくさんあります。
でも、知ってました？特にフェイスブックの広告は審査が緩く、お金さえ払えば簡単に詐欺広告を作ることができるのです。

SNSの広告は詐欺広告が多数含まれています。

たとえ友達や芸能人が投稿したり名前が載っている記事・広告であっても、要注意！です！

海外のアウトレットで買いました、というレシート。
レシートがあれば本物だろう、という心理を逆手にとって、実はレシートの偽造が横行しています。
特にヤフオクやメルカリなどの個人売買に多いように思います。

当店でも見たことがありますが、見慣れてないと違いは分からないでしょう。海外レシートがあっても本物ではない、という認識を持ちましょう。
同様に海外からの発送はリスクがある、という認識を持ちましょう。

例えばロレックスを販売しているサイトなのに、ペット用品や美容グッズも売ってるし、iPadも売ってる。そんなサイトないですか？本物だったとしても専門性に欠けるというか、きちんとサポートしてくれなさそう。

これって何屋さんなの！？、そう思ったらそのお店では買わない方がいいかもしれませんね。

• ヨドバシカメラのような大手量販店は、ブランド品から家電製品、ペット用品など何でも取り扱っていますが、全て正規品ですよ。

実際に見つけた詐欺と思われるサイトで検証してみましょう。
他社の画像やバナーを使って日本語もきっちりしていますので、パッと見た感じ分かりにくいサイトですが・・・詐欺サイトでしょう。
このページでは、ロレックスのオイスターパーペチュアル デイトジャスト ステンレス+ホワイトゴールド 黒文字盤 178274というモデルを販売しています。

ではパーツごとに見ていきましょう。

販売価格は78,330円。
このモデルの定価は783,330円となっています。実に90%引きです。お得ですね！
って！
そんなわけありません。飛ぶ鳥を落とす勢いのロレックスが90%も割引するはずがありません。
ついでに言えば、783,300円の税抜き価格は712,090.909円。こんな中途半端な金額に設定することはロレックスではまずありえません。

この画像には「JB/JACKROAD AND BETTY」というロゴが付けられています。
いわゆるウォーターマークと呼ばれる、画像の出店元を示すシルシです。
JACKROADさんは東京の中野ブロードウェイに店舗を構える超有名な並行輸入時計販売店です。
(ジャックロード:https://www.jackroad.co.jp/

しかし、この販売ショップの名前は全くの別物。
ついでに言えば、サイトのURLを見ても全くの別物。
勝手にジャックロードさんの画像をパクってきているのです。
このように販売ショップ名と画像のロゴが異なる場合は、100%アウトですね。

このショップでは、ロレックスのような超高級時計を扱っているかと思えば、パンパースのような日用雑貨まで扱っています。
想像して下さい、ロレックスと同じ店舗にパンパースが置いてあるショップ・・・
そんなお店でロレックスが販売されているのは普通ですか？

※ヨドバシカメラのような大手販売店は多種多様な商品を扱っているため、このようなこともあり得ますが、国内でそういったショップはごく一部です。

このショップでは、よく見慣れた「Rakuten Fasion」「あす楽」というバナーが貼られています。
これはどちらも楽天内のページにのみ貼り付けられるバナー。
このショップは楽天のサイトではありませんので、楽天のバナーが全面に貼っているのはおかしいといえます。

※楽天でのセール告知を目的にバナーを設置することも考えられます。

会社概要を見てみるとおかしな点だらけです。
会社名の記載はありますが、別のショップ名が該当します。
住所を調べると牧場がヒットします。
そして、メールアドレスのドメイン(@以降の文字)と、ホームページのURLが一致しません。
これらの普通の会社としてはあり得ないことです。

『もっと詳しく知りたい』『被害にあってしまったら…』
参考になるサイトをまとめてみました。

【官公庁系】

• 越境取引に関する消費者相談窓口 / 国民生活センター越境消費者センター
• 消費者ホットライン / 国民生活センター
• インターネットトラブル / 国民生活センター
• ネットショップで商品を購入し、代金を支払ったにもかかわらず商品が届かない / 国民生活センター
• ネットショップを利用し、代金は前払いしたが、商品が届かず連絡もつかない / 国民生活センター
• インターネット通販トラブル / 消費者庁
• 「悪質な通販サイト」について / インターネットホットライン連絡協議会

【一般サイト】

• ネットショッピング詐欺 / 全国銀行協会
• 泣寝入りNG！ネット通販詐欺からお金を取り戻す手順 / ノートンブログ
• 【中国名に注意！】日本で多発するネット通販詐欺 / NAVER まとめ