バブル時代に大流行した毛皮、一言に毛皮といっても非常に種類も多く価値は様々です。経験がない人が見分けることは困難ですが、代表的な毛皮の種類とおおまかな価値をお伝えします。ってそんなに大したものでもありませんが、ご参考までにどうぞ。

毛皮買取の豆知識!種類とその価値

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日本でもバブル時代に大流行した毛皮のコートやショール。
とにかく派手で高級なものが流行った時代ですから、毛皮もよく売れたようです。一人が複数枚持っていることもザラだったとか・・・

しかし時代は変わり、ダウンや薄手のコートが大流行。
そうなると毛皮を着る人はいなくなり、その需要はどんどんなくなり・・・

ここでは、代表的な毛皮の種類、ブランドとおおよその価値を解説してみたいと思います。

当店(質屋マルカ)の毛皮の買取/質預かりについてはこちらでご案内しています。

毛皮の価値は・・・

購入時にはものすごく高かった毛皮コート。1着で○百万という事も珍しくはありませんでした。
それが今では・・・

本当に我々が扱う商材の中でも、着物と毛皮は購入価格と買取価格に差が非常に大きいものです。じゃあ、毛皮の価値ってどこで決まるんでしょう?

質屋マルカでは、毛皮の価値を「種類」「品質」「デザイン」という3つの点から判断しています。この3つのポイントに「需要」を加味して、価格を決定しています。

種類 / ミンク・セーブルなど

一番大事などのが「種類」です。これで大まかな価値が決まります。

希少な動物ほど価値は高く、お値段が付くのは「セーブル」「チンチラ」「リンクス」「ミンク」「フォックス」などです。逆にお値段が付きにくいのは「リス」「ラビット」「ムートン」「カシミア」などでしょうか。使用感がないものやデザインが良いものにはお値段が付くこともありますが、全体的に相場は低めです。

また、フェイクファー(ポリエステルなどで毛皮に似せた製品)にはお値段はつきません。

一部の毛皮は養殖以外は動物の保護を目的としたワシントン条約で国際取引が禁止されています。そのため、「ヤマネコ」「トラ」「ヒョウ」などの希少動物はワシントン条約で取引が規制されているため証明書がない状態での国際取引は禁じられています。そのため、中古毛皮の海外需要が多い現在はお値段が出にくい状況にあります。ワシントン条約について詳しくは環境省のページをご覧ください。

品質 / 毛皮の状態も非常に大切です。

毛皮は天然のものですので、買取の時点で毛質が良い状態を保っているものは高めの査定となります。

元の品質が良いほど劣化のスピードも遅いため、元々の品質も価格に反映されます。
素材が硬くなっている、パサついている、輝きがない、毛を軽く引っ張ったときに抜けてしまうのは劣化が進んでいる証拠。一度劣化してしまうと元に戻すことはできませんので、こういった場合は価値が低くなります。特にチンチラはもともとが非常に弱い革ですので、劣化が進みやすいのが特徴です。

ヤブレ・ホツレ、裏地のシミやカビ、毛皮コート前面にあるホックなどが壊れている場合は大幅なマイナス査定となります。

デザイン / やはりオシャレが一番。

いくら高級品とはいえ毛皮はファッションですので、デザインはとても大事です。

もともとの購入金額が高かったとしても、誰が見ても「昔のデザインだなぁ」と思われる製品を着たいと思いますか?欲しいと思う人が少なければ高い価格で売ることはできませんので、査定額が低くなってしまいます。

逆に古いものでも斬新なデザインであったり、今来ていても古さを感じさせないデザインであれば、比較的高めの査定額をご提示することができます。



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最もメジャーな毛皮、ミンク

最もメジャーな毛皮が「ミンク」ではないでしょうか。
ミンクとはイタチ科の動物で、体調は30〜50cmと非常に小型です。元々は濃褐色の動物ですが、養殖中に突然変異を起こしたことから茶色、パステル、デミバフ、サファイヤ、ホワイト、ブラックなど様々な品種があり、染色されることもあります。
ミンクの毛は短く密度が高いため、保温性、保湿性、放湿性に優れています。コート1着を作るのに30頭以上のミンクが必要とされています。

SAGAミンク(サガミンク)

SAGAミンクとは、スカンジナビア半島のデンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドで生産されるミンクの品質を保証するブランドです。
その品質に合格したミンクには、「SAGA MINK」「SAGA MINK SELECTED」「SAGA MINK Superb Quality」「SAGA MINK ROYAL」のタグをつけることが許されます。特に最高級の「SAGA ROYAL」のものは、その品質の高さから劣化も少なく、またデザイン性が非常に高いものが多くなります。
SAGAブランドを冠する毛皮の種類には「SAGAフォックス」もあります。

AMERICAN FUR AWARDS(アメリカン・ファー・アワード)

アメリカの養殖ミンクに与えられる登録商標、「AMERICAN ULTRA」の中でも高い品質のミンクにのみ「THE AMERICAN FUR AWARDS」という称号が与えられます。その称号であるラベルには、品質により「★★★」「★★★★」「★★★★★」のように★マークが記載されます。

BLACKGRAMA(ブラックグラマ)

アメリカのミンクの養殖団体「AMERICAN LEGEND」の中でも特に上質で天然の黒色を持つミンクに与えられる称号、それがBLACKGLAMA(ブラックグラマ)です。
ブラックグラマは通常のミンクに比べて刺毛が特に短く、綿毛の密度が高く、シルキーな手触りが特徴です。
ラベルにはシリアル番号が付けられており、あとから製品を追いかけることができるようになっています。
なお、ブラックグラマのラベルは、1着につき30枚以上のミンクの原反を使用したもののみに与えられます。

EMBA(エンバ)

兵庫県で発祥したに日本を代表する毛皮ブランドです。
デザイン性が高く、ミンク以外にもフォックスやセーブル、リンクス、チンチラなど多種多様な毛皮製品を作り続けています。
一度は倒産しましたが「EMBA(エンバ)」という名称は残り、現在でも良質な毛皮製品を生み出しています。



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毛皮の王様、セーブル

そのしなやかさから、毛皮の王様とも呼ばれるのがセーブルです。
ミンクと同じくイタチ科のテンという動物の毛皮を使用して作られます。
色は黒褐色から黄褐色まで様々、生息地域により毛の密度が異なるため価値にも差が出てきます。アメリカ産、カナダ産など色々なものがありますが、最もよいとされているのがロシア産のものです。

気になる買取価格は、後述する「SOBOL」タグがある場合に比べて約半分くらいとなってしまいます。

SOBOL(ソボル)

毛皮の王様と呼ばれるセーブルの中で、上質で価値が高いとされているのがロシア産の「ロシアンセーブル」です。
その品質の証としてつけられるのがこの「SOBOL」と呼ばれるタグです。

このタグが付いているロシアンセーブルは、通常のセーブルとは一線を画した高値で取引され、20年前のものであっても高品質なロングコートの場合、買取価格が20万円を超えることもございます。





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その他の毛皮

毛皮には様々な種類がございますが、実際に価格をご提示できるのはある程度限られています。
その中でも代表的な毛皮をご紹介いたします。

フォックス

ミンクに並んで多く使用されている毛皮がフォックスです。一般的なレッドフォックスやブルーフォックス、高級品となる黒と白のコントラストが美しいシルバーフォックス、白とグレーが美しいプラチナフォックスなど様々な種類がございます。

他の毛皮と同様で、毛量が多く、毛ツヤがあり、しなやかで毛先がそろっているものが上質とされています。20年前の古いものでも、上質なものは買取価格が1万円を超えるものもございますが、劣化が激しいものはお値段が付かない場合も多くございます。

ミンクと同様、SAGAファーによる品質ラベル「SAGA FOX」も存在します。

チンチラ

うろこ雲を思わせる、黒と白のグラデーション・コントラストが特徴的な毛皮がチンチラです。
ネズミの仲間の小動物ですが、刺し毛と呼ばれる固い毛がなく毛の密度が高いため、びっくりするくらいしっとりとした柔らかくい手触りが特徴です。愛好家が多く高級品、買取価格が10万円を超えるものもございます。

逆に耐久性が非常に低いため、かなりのスピードで経年劣化を起こしてしまいます。劣化した場合は、毛が黄色っぽくなり皮膚の部分がひび割れを起こしてしまいます。こうなると少しの刺激で毛が抜けてしまうため、製品価値は激減、買取価格もびっくりするくらい安くなってしまいます。

リンクスキャット

長くやわらかな毛が特徴なリンクスキャット。北米〜メキシコに生息するヤマネコの毛皮です。
背中側は茶褐色にはっきりとした黒の斑点に比べて、腹側は白に黒の斑点と部位によって色が異なります。コントラストがハッキリしているものほど良質され、背中側と腹側では腹側の方が珍重されます。

高品質で状態が良いものは、20年以上前の古いロングコートでも15万円を超えることもございます。

リンクスキャットによく似た毛皮に、リンクスがあります。オオヤマネコという名称で知られており、リンクスに比べてコントラストが薄く、やはり背中側は茶色くて腹側が白い特徴があります。リンクスキャットほどではありませんが、こちらも高級品として取り扱われます。



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手放さなくてもいいんです。買取価格で質預かりいたします。

売却(買取)するとその品物は二度と戻ってきません。

また、思い出や愛着も二度と戻ってきません。

品物はお客様の大切な財産。
だから、マルカは『買取価格』で質預かりいたします。

質屋は、お客様の品物を一時的にお預かりするだけ。
元金と質料をお支払いいただければ、品物を取り戻すことができるのです。
やっぱりいらない!と思えば、期限を過ぎると売却(買取)したことと同じになります。
品物を取り戻すか、売却(買取)するかどうかは3ヶ月の質預かり期間に考えればいいのです。

質屋はあなたの味方です!

  • 電気製品などの相場の下落が非常に早いもの、相場が大幅に変動する可能性があるものなどは「買取」の方が高くなる場合もございます。
記事を書いた人

質屋マルカの現役店長

大学在学時よりWEB制作と音楽に興味を持ち、卒業後は歌うプログラマとして会社員/フリーランスとして活動。その後、質屋業界に転身、修行を経た後に大阪・質屋マルカの店主となりました。

貴金属、ジュエリー、時計、バッグなどはもちろん、ちょっと異色な経歴を生かして、パソコンやiPhone、iPad、デジタルガジェット、カメラ、楽器など、幅広い分野を取扱います。

米国宝石学協会の宝石鑑定資格 G.I.A. G.G. を取得。その知識を生かし、「質屋=気軽に相談できる宝石のプロ」を実現するべく日々邁進中です!

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