悪質な出張買取/訪問買取にご注意ください!靴や衣類の買取で気をひかせ、強引なやりとりで安値で貴金属を買取る被害が増えています。法律が整備された後もその被害は後を絶ちません。正しい知識で被害にあわないようにしましょう。

悪質な押し買い/出張買取にご注意ください!


最近では、お客様の住居を訪問して買取を行う行為、いわゆる「出張買取/訪問買取」が一般的になっています。
荷物も持ってお店までいかなくていいのは魅力的なサービスですよね。
でもこの「出張買取/訪問買取」、少し前には「押し買い」として社会問題になりましたが、今の実情はどうなんでしょうか?
消費者庁、業界の中の噂などをもとに実情を探ってみました。

品物をお売りになる際には、店舗営業を行っているなど身分がはっきりしており、経験豊富でしっかりとした鑑定眼を持つ質屋等のお店の利用もご検討ください。(2020/3 記事改訂)

出張買取/訪問買取を行う業者の中には、良心的なサービスを提供している会社も多くございます。サービスのご利用時には十分な知識を持ったうえで慎重に、そして毅然とした態度で。

押し買いってナニ?


不要な靴のイメージ

お使いになってない靴や時計、服などございませんか?
今○○という地域で順番に不用品の買取を行っているんですが、査定だけでもさせて頂けないでしょうか?

こんな電話がかかってきたことはありませんか?
「まあ、便利なサービス」と思って査定をお願いすると、お願いしてもいない貴金属や金券、アクセサリーなどを強引に買い取られてしまう・・・しかも相場よりかなり安い値段で。

これがいわゆる「押し買い」と呼ばれるものです。
無理やり高く売りつける押し売りの反対です。

実は、2010年頃からこの押し買いの被害が急増し、2020年現在でも消費者庁の国民相談センターにも多くの押し買いの相談が寄せられているんです。

事例1
不要な衣類を買い取りますよ、と業者が突然家にやってきた。もう着なくなった衣類を業者に査定してもらってると、次第に貴金属の話に。「売りたくないんです!」と言っているのに「査定だけでも」と言われ、しぶしぶ渡すと買取られてしまった。相手が強い態度だったので、言い返すこともできず・・・


事例2
東南アジアに輸出するために靴を集めています。ボロボロのものでも、片方だけでも買取できますよ。という電話があったので、とりあえず見積もりだけでもと思って依頼したが、靴の査定は形だけ、すぐに「貴金属はありませんか?」という話に。「ないです」というと「僕も手ぶらでは帰れないんです」と泣いてしまったので、かわいそうになって売ってしまった。・・・

いまだに残る悪質な押し買い

出張買取に関する相談件数

このグラフを見て下さい。
国民生活センターへの「貴金属等の訪問買取り」に関する相談件数と、金・プラチナの価格を合わせてみました。青色のバーが相談件数です。

2008年にリーマンショックが起こった頃から、押し買いが広まっていることが分かります。特に2010年にはその被害が一気に増えています。

2012年には特定商取引法が改正され押し買いを規制するようになりましたが、相談件数は増える一方。2017年頃から法整備の効果が表れたのでしょうか、ようやく減少傾向に転じました。

それでもこのような相談が国民生活センターに多く寄せられています。

  • 不要な衣服等を買い取るという業者が自宅に来て、売りたくないと断っているのに指輪やブレスレットなどを査定され持って帰られてしまった。その際クーリング・オフはできないと言われたが、今からでも取り戻せないか。
  • 「不要な衣料品はないか」と電話があり、靴とかばんを買い取ってもらうことにしたが、自宅に来た業者に「貴金属や商品券はないか」と迫られ、アクセサリーを売ってしまった
  • 見積もりのつもりで業者に家に来てもらい、ネックレスと指輪を売却したが、買取価格が安すぎたと後悔した。解約したいと申し出たができないと言われ、どうすればよいか。
  • 高齢の母に不用品を買い取ると電話があり、明日取りに来ることを母は了承したと言うが不審なので断りたい。どうすればいいか。
  • 古着を買い取ると業者から電話があり、訪問を了承したが服のほかに貴金属はないかと聞かれ、指輪を買い取られてしまった。クーリング・オフして指輪を取り戻したい。

高齢者は特に注意!押し買いの目的な貴金属/金券!


高齢者のイメージ

「突然自宅を訪れた知らない業者に、十分な説明もなく宝石、指輪、金貨等の貴金属を安値で買い取られた」

このような相談が多く寄せられています。いったん貴金属を売り渡してしまったら、取り戻すことは簡単ではありません。「今が一番高値です」「早くしないと大損ですよ」などのセールストークで勧誘され、その場で判断を迫られたような場合は、特に注意が必要です。

独立行政法人 国民生活センター より

はっきり言います。
押し買いの目的は貴金属や金券です。
不要な衣類や靴などいろいろありますが、最終的には貴金属を要求してきます。
相場が安定していて激安で買い取れば素人でも失敗が少ないからです。

実は、押し買いの被害の約6割以上が高齢者なんです。
最近でこそ減ったようですが、高圧的な態度をとられて怖くなった、会社の成績が・・・と泣き落とされ可愛そうになった・・・などの手口を使って断りにくい状況を使ってきます。

押し買いは犯罪です。
自分で断れないと思ったら近所の人や知人、警察に電話するなど、臨機応変に対応してみてください。

こんな押し買い業者はアウト!

急な訪問はアウト!

業者は消費者の依頼がないと訪問して買取を行ってはいけないことになっています。
つまり、いきなりインターホンをピンポーンと鳴らして「不用品を回収してるんですが」というのはそもそも違反です。

★依頼していない訪問買取業者との取引は行わないようにしましょう。

自分の会社名・氏名を明かさないのはアウト!

訪問してきた人間が自分の身分を明かすのは、ビジネスでは当たり前のこと。まずはどこの会社の誰か、きちんと確認しましょう。
できれば名刺などももらっておきましょう。

★基本的なことができていない会社との取引はトラブルの元です。

「不要品買いますよ→貴金属ありませんか?」はアウト!

「靴や衣類、着物など買取りますよ」という電話で依頼をうけたのち、訪問後に「貴金属とかはありませんか?」というのも違反なんです。つまり、あらかじめ電話などで伝えた「○○と○○を買い取りますよ」というもの以外、またはお客様が依頼したもの以外は買取ってはいけないことになっているんです。
これは、特定商取引法の「不招請勧誘の禁止」に該当します。

★かなりしつこく強引に貴金属を出すように言われることもあるようですが、毅然とした態度で断ることが大切です。

行商従事者証を持っていないのはアウト!

古物営業許可 行商従事者証のイメージ
買取業務を行う業者は、必ず公安委員会から古物営業許可を受けなければなりません。
また、お客さんの住所・住居で「買取業務」を行う業者は、必ず古物営業許可に準じる行商従事者証を携行しなければなりません。
携行がない場合は、罰則の対象となります。

★この業者怪しいな?と少しでも感じた場合は、身分の提示と共にこの「行商従事者証」の提示を求めてみてください。

詳細な契約書をもらえないのはアウト!

契約書のイメージ
法律では、買取の際には必ず契約書を交わすことが定められています。法律で定められなくても、マトモな業者なら当たり前のことですが・・・そこに記載にしなければならないのは以下の通り。これらが書いてなかったらアウトです!

  • 品物の種類、買取価格
  • 買取代金の支払方法
  • 買取品の引渡時期
  • クーリングオフの説明

このほかにも、マトモな業者であれば品物の詳細(金の種類やブランド名、グラム数や型番、シリアル番号、付属品)なども記載するはずです。もちろん業者の会社名、担当者名、連絡先が書いていない場合は論外です。

★契約書が怪しいな、と思ったときは「なんで書いてないんですか?」と突っ込んでみてください。ちゃんとした回答が得られない場合は、契約を拒否することも必要です。



8日以内ならクーリングオフができます




クーリング・オフという制度をご存知でしょうか。

Wikipediaによると「頭を冷やして良く考え直す期間を消費者に与え、一定の期間内であれば消費者が業者との間で締結した契約を一方的に解除できるという制度」とあります。

「出張買取/訪問買取」は心理的プレッシャーを伴いますので、取引終了後に本当に良かったのかな?と考える時間を与える、というものです。

クーリングをオフを適用する場合、その取引自体がなかったことになりますので、品物はお手元に戻ってきます。もちろんですが、受け取ったお金は返さなくてはなりません。

クーリングオフについては法律分野の話になりますので、詳しくは国民生活センター、または弁護士にご相談ください。

クーリングオフの期間は8日間

クーリング・オフは取引終了後、8日以内と決まっています。その期間であれば、取引業者に連絡すれば、商品を返してもらうことができます。
取引を行った日を1日目とカウントしますので、3/1に取引を行った場合は3/8がクーリングオフの期限となります。

この期間を契約を無効化することができるほか、クーリングオフ期間中は品物を業者に引き渡すことを拒否して、自分の手元に置いておくこともできます。

クーリングオフできないと言われた?費用がかかる?

「クーリングオフはできません」「クーリングオフした場合には手数料などがかかりますなど」クーリングオフを拒否するような説明をしてくる業者もいますが、それは嘘です。クーリングオフを拒んだり、違約金などの名目で料金を徴収するのは「クーリングオフの妨害」にあたり、完全に法律違反です。
仮に契約書に記載があった場合でも、その条項は無効になります。

クーリングオフが適用されない取引

クーリングオフは、心理的圧迫がある中で契約したものを再考することができる制度です。
つまり、質屋や買取店の店頭で買い取ってもらった場合は、心理的圧迫には当たりませんので、クーリングオフの対象外となります。

また、事前にメールやLINE等で買取金額が決まっている場合は、すでにじっくり考える時間があったとみなされ、クーリングオフの対象とはなりません。ただし、実際の最低時に金額が変わった場合は、クーリングオフの対象となります。

また、「家具」「携帯が容易でない家電」「書籍」「有価証券」「2輪以外の自動車」「レコード・CD・DVD・ゲームソフト類」に該当する場合は、クーリングオフの対象とはなりません。

おおよそでも相場を知ることが、何より大切です。

色々と書いてきましたが、ちゃんと法律に従っている「出張買取/訪問買取」の業者が存在することは事実です。
でも、その業者の価格が適正かどうか、どうすれば判断できるのでしょうか?

大切なのは「出張買取/訪問買取」の中にはそういった業者もいることを認識すること、そして大体の相場価格を知ることです。

大体の相場を知っておけば、大きく逸脱したときに根拠と説明を求めることができますし、安く売ってしまって失敗する、ということも防ぐことができます。

簡単ではありますが、おおよその相場の調べ方を書いてみました。

(1)質屋や買取店で査定してもらう

質屋のイメージ

訪問買取/出張買取に来てもらう前に、お近くの質屋や買取店で査定してもらってください。いわば、セカンドオピニオンのようなイメージでしょうか。
昔は「査定だけ」は嫌がるお店も多くありましたが、今では大丈夫でしょう。

そのお店の価格が「出張買取/訪問買取」よりも高かった場合、相場の変動がなければ後日でも同じ価格で買い取ってもらえるでしょう。

(2)自分で調べてみる/金・プラチナの場合

金・プラチナのイメージ

金の買取価格は当店ホームページでも毎日公表していますので、ある程度ご自分でもお調べいただく事ができます。

質屋マルカの金・プラチナの買取/質預かりでは、おおよその買取価格を調べることができます。

金・プラチナの相場は毎日変動しますので、実際の買取価格は多少ずれることが予想されますが、大体の価格は分かります。

(3)自分で調べてみる/ダイヤモンド・ジュエリーの場合

ダイヤモンドのイメージ

ダイヤモンドやジュエリーの場合、枠や土台となる金・プラチナのお値段に、ダイヤモンドの価格をプラスして金額を算出します。

鑑定書がある場合は、鑑定書の内容を参考にダイヤモンドのおおよその価格を調べることができますが、ダイヤモンドは品質により価格に大きな開きがありますので、鑑定書がない場合はご自分での判断は難しいでしょう。(購入時の1/5〜1/10の価格となることが多いように感じます)
質屋マルカのダイヤモンドの買取/質預かり宝石の買取/質預かりもご利用くださいませ。

(4)自分で調べてみる/ロレックス・ブランド時計の場合

ロレックスのイメージ

ロレックスには非常にたくさんのモデルがありますが、モデルごとにおおよその取引価格が決まっています。
質屋マルカのロレックス相場価格もご参考して頂ければある程度のお値段はお調べいただけます。
もちろん、キズの状態やブレスレットの長さ、ガラスの欠けなどの商品の状態、為替の影響、保証書の有無によって価格が変わってきますが、おおよその目安にはなるのではないでしょうか。
また、ロレックス以外の時計に関しては質屋マルカの時計の買取/質預かりもご利用くださいませ。

(5)自分で調べてみる/ブランド品の場合

ブランド品のイメージ

ブランド品には多くの種類がありますが、モデルごとにおおよその取引価格が決まっています。まずはインターネットを販売価格を調べてみること。
もちろん、使用感など商品の状態、為替の影響、保証書の有無によって価格が変わってきますが、おおよその価値が分かるのではないでしょうか。
質屋マルカのブランド品(バッグ、財布、小物)の買取/質預かりブランドジュエリーの買取/質預かりもご利用くださいませ。

(6)自分で調べてみる/その他の商品の場合

サックス、カメラのイメージ

パソコン、カメラ、テレビギターやサックスなど楽器MacBook、iPadなどのアップル製品毛皮コート、ショールなどの場合、商品の種類が非常に多いため、と言わせすれば大体の価格を知ることができます。
その際に、商品の型番(モデル番号)が必要となりますので、ご用意くださいませ。

正しい知識で自己防衛を

「押買いに関する規制」が施行されたものの、被害は後を絶たないようです。
なぜ?と思われるかもしれませんが、下記のように「押し買い」がより巧妙になっているのです。
少し落ち着きを見せていますが、被害は後を絶ちません。
十分にお気を付け下さい。
品物をお売りになる際には、店舗営業を行っているなど身分がはっきりしており、経験豊富でしっかりとした鑑定眼を持つ質屋等のお店もご検討ください。

より詳しい情報はこちら

〜消費者ホットライン〜


〜法律に関すること〜(訪問購入とありますが、訪問買取/出張買取のことです)


〜クーリングオフに関すること〜


〜注意喚起〜


〜事例集〜

Appleの豆知識

楽器の豆知識

質屋の豆知識

毛皮の豆知識

金・プラチナの豆知識

ダイヤモンドの豆知識

ロレックスの豆知識

ブランドの豆知識

知らないとヤバイ豆知識

閉じる
相場価格・ご質問など不明な点はお気軽にお問い合わせください
0120-17-4178/06-6864-0022 メールでのお問い合わせはこちら お店へのアクセスはこちら
営業時間・定休日
ページの先頭へ