ダイヤモンドの買取ってなんでこんなに安いの!?ダマされてるんじゃないの!?そんな疑問を持ったことはありませんか?でも、それにはちゃんとしたワケがあるんです。ダイヤモンドの流通ルートからそのナゾに迫ってみたいと思います!ってそんなに大したものでもありませんが、ご参考までにどうぞ。

ダイヤモンドの買取って安すぎる!?のナゾ

  1. HOME
  2. ちょっと豆知識
  3. ダイヤモンドの豆知識
  4. ダイヤモンドの買取って安すぎる!?のナゾ

ダイヤモンドの買取額ってなんでこんなに安いの?!
買うときは高かったのに!
騙されてるんじゃないの!?

こんな風に思っている人もたくさんいるんじゃないでしょうか。
今回は、立爪リングなど1粒のダイヤモンドの場合に焦点をあてて、僕たちの算出する価格の根拠をご説明させていただきます。

「質屋マルカのダイヤモンドの買取・質預かり」はこちらをご覧ください。

買取額は購入時の1/5〜1/10!?

40万円でかってもらった婚約指輪。デザインも古いしリフォームするのも結構かかるし、売ったらどれくらいになるのかしら・・・

えぇっ!?たったの5万円!?なんで?うそ?騙されてるんじゃないの?

当店にご来店いただくお客様の中にも、ダイヤモンドの買取額についてこのように驚かれる方も多くいらっしゃいます。なかには怒ってしまわれる方もいらっしゃいます。(稀にですが・・・)自分がその立場だったら、と思うとそのお気持ちも十分に理解できるのですが、当店としても相場に基づいて精いっぱいのお値段をご提示させていただいております。

じゃあ、なんでこんなに購入金額と買取金額に差が出ちゃうの!?
ダイヤモンドを取り扱っている業者の立場として、簡単にご説明させていただきたいと思います。

買取したダイヤモンドはいずこへ!?

じゃあ、僕たち質屋や買取店が買取したダイヤモンドはどこに行くの・・・?
そんな疑問をお持ちではないでしょうか。

そのままジュエリーとして販売できるもの(最近のデザインのもの)はこの限りではありませんが、ほとんどの場合、ダイヤモンドは枠(金やプラチナなど)とダイヤモンドに分けれられ、ダイヤモンドのみが業者間で取引されます。そして、様々な流通経路を通って、再び皆様のお手元に届けられます。

ダイヤモンドの鑑定書にはダイヤモンドの品質を表す4Cが記載されています

実際はもっと複雑ですが、大まかにはこんな感じです。
ダイヤモンドが我々からお客様のお手元に届くまでには様々な業者が絡んでいることが分かるでしょうか。

買取業者→卸商→製造メーカー(海外バイヤー)→小売店というルートは、普通の商品と大きくは変わりませんけどダイヤモンドは全世界でニーズの高いため世界海外規模の流通になる、非常に専門性が高い、高額な商品のため小売店舗でのストックが難しく卸商の存在が重要である点が異なります。

1.質屋・買取専門店

まず、私たちのようなダイヤモンドを扱う質屋・買取専門店は、お客様からダイヤモンドを買取させていただきます。それをオークションなどを通して卸商に売ります。

2.ダイヤモンド卸商

卸商は我々のような買取業者や海外からの輸入でダイヤモンドを仕入れます。
卸商がお客様から直接ダイヤモンドを買取したりすることはあまり一般的ではありません。
そうやって集めたダイヤモンドを店頭、業者間専門のWEBサイト、国際ジュエリーショーなどを通して販売するのですが、想像もできないくらい多くのダイヤモンドをストックして、常にその下流となる製造メーカーのニーズに応えられるようにしています。国内大手のダイヤモンド卸商では、なんと4Cのほぼすべての組み合わせのダイヤモンドを取り揃えているようです。

3.ジュエリー製造メーカー

そして、その卸商から製造メーカーがダイヤモンドを購入します。
顧客となる小売店等のニーズを聞き出し、そのニーズに応えられるダイヤモンドを様々な業者から仕入れて製品化します。

4.ダイヤモンド小売店

そうしてようやく小売店にダイヤモンドのジュエリーが並びます。
みなさんはダイヤモンドの小売店に行き、ダイヤモンドジュエリーを購入することになります。
小売店でもある程度のダイヤモンドをストックしており、ストックのないダイヤモンドは卸商から取り寄せることもあります。

ダイヤモンドの買取価格のワケ

ダイヤモンドの価格は、取引されていく過程でどんどん上昇していきます。

まず、我々のような質屋や買取業者が買取したダイヤモンドは卸商の手に渡り、卸商が国内・海外バイヤーや製造メーカーに販売します。実はこの段階ではあまり価格は変わりません。

例えば、カラットが「0.35カラット」、カラーが「F」、クラリティが「VS1」、カットが一番上の「EX(エクセレント)」、蛍光性が「NONE」のダイヤモンドを例にとってみます。卸商は5万〜55000円くらいで仕入れて、6〜7万円くらいで販売します。それに対して、質屋マルカの買取価格は45000〜5万円くらいです。(2017年冬の価格です)

カラット数が大きくなればなるほどその差は大きくなりますが、0.35カラットの場合はあまり価格が変わっていないことを実感してもらえると思います。
極端に安く買う業者もいるようですが、当店ではこれくらいの利益しか頂いておりません。
それが指輪になると30万円〜40万円位になってしまいます。

ダイヤモンドの鑑定書にはダイヤモンドの品質を表す4Cが記載されています
(グラフはイメージです。実際の価格を反映したものではありません。)

なんでやねん・・・!?
それは、製造費や販売店の利益が必要だからです。

製造メーカーでは、利益はもちろん、指輪のトレンドをリサーチする人、指輪をデザインするデザイナー、実際に指輪を制作する職人、品質を確認する人など多くの人件費がかかります。
そして、販売店の経費や利益も必要です。銀座や赤坂、心斎橋に専門店を構えたり、ブライダル専門誌に広告を掲載したり、もちろん家賃や人件費や保険の費用、会社の利益など、全てが指輪に転嫁されてしまうのです。

ダイヤモンドのジュエリーは大量に販売されるものではありませんので、どうしてもそういった経費が多くかかってしまうんですね。

こんなにたくさんの業者が絡むワケ

そしたら、いっそのこと買取業者や卸商が直接消費者にダイヤモンドを販売すれば安くなるの?
とか思いますよね?
でも、ダイヤモンドって、それがなかなか難しいんです。

それは「ダイヤモンドが特別なもの」だからです。
みなさんはどんな時にダイヤモンドを購入されますか?
特別なイベントの時に心を躍らせながら購入されることと思います?多くの場合ダイヤモンドという品物を買うこと自体が目的なのではなく、ダイヤモンドを買うという事を含めたイベント自体が重要ではないじゃないでしょうか。

そして、数ある品質の中からどのダイヤモンドを購入すればいいか分かりますか?
ダイヤモンドは価格の差ほど見た目に差がありません。例えば20万円のダイヤモンドと25万円のダイヤモンドは、5万円の差がありますが一般には同じものに見えます。だから、ダイヤモンドを購入するには、店員に相談したり、いろいろアドバイス(もちろんセールスも含まれますよね)が必要なんです。

こういったことを考えると、ダイヤモンドを販売するには、やはりきちんとした店舗で特別なサービスを提供しながら、丁寧にお客様との信頼関係を築いていく必要があります。
しかし、我々のような質屋や買取業者、卸商ではダイヤモンド1つあたりの利益はそれほど大きなものではありませんので、事業を成り立たせるには多くの取引をしなければならないという現実があります。

結局、お客様にじっくりと販売するのは小売店に任せて、卸商にしかできない商売に専念した方が効率が良いのです。まさに餅は餅屋。
実際、卸商が多く集まる東京の御徒町や、大阪の船場にあるお店では「一般の方お断り」という掲示も見られます。

ダイヤ買取は宝石鑑定士のいるお店で

ダイヤモンドの買取(質預かりの査定も同じ)は、まずはダイヤモンドの品質を見極めるところから始まります。

その際には「そもそもダイヤモンドかどうか?」「ダイヤモンドの品質はどうか?」「ダイヤモンドに処理がされていないか?」「売れにくいダイヤモンドでないかどうか?」など、いろいろな観点からダイヤモンドの価値を判断して、短時間でお客様に買取額をご提示しなければなりません。しかしダイヤモンド知識が乏しい場合は、ダイヤモンドかどうかを判断できなかったり、品質をしっかり見極めることができないため、相場からかけ離れた買取価格しか提示することができません。一般の買取店や訪問買取専門店の中には、全く知識がない、わずか数日間の研修しか行っていないなど、ダイヤモンドの知識に乏しいお店が多く存在することも事実ですし、当店もよくお客様から相談を頂きます。

例えば1カラットのダイヤモンドで、「Hカラー/VS2/グッド/蛍光性なし」のダイヤモンドの場合の買取額(査定額)はおおよそ35〜40万円ですが、「Jカラー/SI1/フェア/傾向性なし」と判断してしまった場合、20〜25万円くらいになってしまいます。わずか数グレード違うだけでも15万円以上も価格が変わってしまいます。

ダイヤモンドの鑑定書にはダイヤモンドの品質を表す4Cが記載されています

また、ダイヤモンドの品質を判断する際には、きれいに洗浄することも非常に重要なポイントです。ダイヤモンドはもともと、非常に汚れやすい宝石です。汗や油などがくっつきやすく、そこにホコリなどが付くとダイヤモンドの輝きは失われてしまいます。汚れている状態ではダイヤモンドのカラーや内部をちゃんと見ることができないため、品質を判断することが困難になります。


ダイヤモンドの鑑定書にはダイヤモンドの品質を表す4Cが記載されています

このように非常に高価で専門性の高いダイヤモンドですから、買取をする場合は宝石鑑定士のいる信頼できるお店をお選びください。

当店(質屋マルカ)では世界で最も権威のある宝石資格、米国宝石学協会が認定するG.I.A G.G.を持つスタッフが常駐しています。お持ちいただいたダイヤモンドが汚れている場合はきれいに洗い、1点ずつ丁寧に品質を判断、その時の最新相場情報をもとに正確な査定を心がけています。もちろんお客様の目の前で鑑定させていただきます。
是非、一度お試しください。

ダイヤモンドでお金を借りれるってホント?

女性なら誰もがあこがれるダイヤモンド。
ファッションとして、結婚の約束として、節目で華を添えてくれる宝石、それがダイヤモンドです。

でも、ちょっとお金が必要になったから、売らないといけない・・・
そんな寂しいことはありません。

でも、質屋ならダイヤモンドやジュエリーを手放さずにお金に換えることができるんです。
それは、ダイヤモンドを担保にお金を借りる質入れ(しちいれ)、質預かり(しちあずかり)というシステム。

質入れ(質預かり)って?

質入れとは、「自分の大切な品物でお金を借りる」ということ。
質屋に自分の品物を預けて(担保)、その市場価値の範囲内でお金を借りることができます。
預けている間の品物の所有権はお客様のまま。

品物は倉庫(質蔵)できちんと保管され、お迎えを待ちます。
もちろんお預かり中は手を触れたり他の方に見せたりすることはありませんので、ご安心ください。

期限は3ヵ月、その間に元金と質料を支払えば品物を取り戻すことができます。
品物がいらない、または品物を諦める、といった場合には元金と質料の支払い義務はありません。都合のいい時まで期限を延長することもできます。

「誰にも気兼ねなくお金を借りて、自分の都合で返済できる」
それが鎌倉時代から続く質屋だからこそできるサービス、質入れ(質預かり)なんです。

当店では、40年以上にわたってダイヤモンドを取り扱ってまいりました。
ダイヤモンドの鑑定士とも呼ばれる米国宝石学協会の鑑別資格、GIA GGも取得。
まずは、お気軽にご相談くださいませ。

記事を書いた人

質屋マルカの現役店長

大学在学時よりWEB制作と音楽に興味を持ち、卒業後は歌うプログラマとして会社員/フリーランスとして活動。その後、質屋業界に転身、修行を経た後に大阪・質屋マルカの店主となりました。

貴金属、ジュエリー、時計、バッグなどはもちろん、ちょっと異色な経歴を生かして、パソコンやiPhone、iPad、デジタルガジェット、カメラ、楽器など、幅広い分野を取扱います。

米国宝石学協会の宝石鑑定資格 G.I.A. G.G. を取得。その知識を生かし、「質屋=気軽に相談できる宝石のプロ」を実現するべく日々邁進中です!

閉じる
相場価格・ご質問など不明な点はお気軽にお問い合わせください
0120-17-4178/06-6864-0022 メールでのお問い合わせはこちら お店へのアクセスはこちら
営業時間・定休日
ページの先頭へ