ルビー、ガーネット、レッドトルマリン、レッドベリル、レッドスピネル、血赤珊瑚などなど、赤(レッド)色が美しい宝石。実際にジュエリーに使われることが多い宝石の特徴と価値を、米国宝石学協会の宝石鑑別資格(G.I.A. G.G.)の資格を持つ現役質屋が買取・質預かり現場での観点で解説いたします!て、そんな大したものではありませんが、参考までにどうぞ!
ルビー、ガーネット、レッドトルマリン、レッドベリル、レッドスピネル、血赤珊瑚などなど、赤(レッド)色が美しい宝石。
実際にジュエリーに使われることが多い宝石の特徴と価値を、米国宝石学協会の宝石鑑別資格(G.I.A. G.G.)の資格を持つ現役質屋が買取・質預かり現場での観点で解説いたします!
て、そんな大したものではありませんが、参考までにどうぞ!
宝石は地球が生み出す天然の贈り物です。単純に赤といっても、紫がかった赤(パープリッシュレッド)からピンク色(ピンキッシュレッド)まで様々。そこに明度や彩度、濃さ、輝きなどが加わり実に多彩な表情で我々を楽しませてくれますが、一つとして同じものはございません。
本ページに掲載の宝石・ジュエリーは、実際に大阪・豊中の質屋マルカで買取・質預かりしたお品物です。必ずしもこの色合いが“正解”というものではございませんので、読み物として、参考程度に楽しんでいただければ幸いです。
ルビーは、宝石の女王とも呼ばれる、赤色を象徴する宝石です。
世界4大宝石にも数えられ、7月の誕生石として非常に有名です。
燃えるような深紅が特徴で愛・情熱の象徴として世界中で愛されていますが、実はサファイヤと同じ鉱物で、「赤いサファイヤ」のことを特別にルビーと呼んでいるのはちょっとした豆知識。サファイヤに微量元素としてクロムが混じることで赤色のサファイヤ、すなわちルビーが誕生するのです。
ミャンマーをはじめ、タイ、スリランカ、モザンビークなど様々な地方で産出され、それぞれに色合いや性質が異なります。その中でもミャンマーのモゴック産のルビーは最高品質とされ、今では滅多にお目にかかることはありません。
最高品質のものはダイヤモンドをしのぐと言われています。
ルビー全体の産出量が少なくなってきていることから、良質なものは1〜2カラットであっても価値がぐんぐん上昇しており、買取・質預かりの現場でも、かつてでは考えられない価格帯となることがございます。
ガーネットは、1月の誕生石として知られる赤色の宝石です。
ガーネットは非常に多くの種類がありますが、最も身近なものがパイロープガーネット、アルマンダイトガーネットなどの赤色をベースとしたものです。
ルビーに比べると暗めな印象で、やや紫色がかった/茶色がかった印象です。
特徴的な赤黒い色あいと、ほとんどの場合内部にガーネットに特有の直行する針状インクルージョンがございますので、宝石鑑定士であれば鑑別は比較容易に行えます。
産出量もそれなりに多く、買取・質預かりの現場では、お値段を見込みにくい宝石です。
トルマリンは、10月の誕生石として知られる宝石です。
日本では電気石として知られ、熱を帯びると電荷を帯びる性質があります。
そんなトルマリンのカラーは定まっておらず、含まれる微量元素の影響で赤〜青、水色、緑、黄色など様々な色を呈します。
その中でも赤が非常に強いものはレッドトルマリンと呼ばれます。別名ルベライト(ルビーと同じ語源)と呼ばれており、希少価値のある宝石として愛されています。
ルビーに比べると比較的大きなものが多く、内部に多数のインクルージョンが確認できます。
また、やや赤紫色っぽい赤黒さを感じる雰囲気があり、トルマリン独特の多色性が確認できるため、比較的容易に他の宝石と区別できます。
買取・質預かりの現場では、多少のお値段を見込める宝石です。
レッドベリルは、燃えるような赤色が特徴の大変珍しい宝石です。
緑色の代名詞ともいえる宝石、エメラルドと同じベリルという鉱物が赤く色づいた宝石で、通称「赤いエメラルド」と言われ、アメリカのユタ州やニューメキシコ州のみで産出される大変希少な宝石です。
ルビーのような燃えるようで鮮やかな、それでいて明るい赤色の宝石ですが、内部を覗くとまるでエメラルドのようなインクルージョンが特徴です。
ただ、ルビーと鑑別するにはやや違和感が残るため、そのポイントから掘り下げ、屈折率を測ることで一発で見分けることができます。
別名「ビクスバイト」とも呼ばれ、ジュエリーとしてお目にかかることはあまりなく、コレクターの間で取引されることが多い宝石でしょうか。
それほどに珍しく美しい宝石ですので、まさに希少価値がございます。私も長い間この職業をしていますが、数回しか出会ったことがございません。
買取・質預かりの現場では、小粒でもしっかりとお値段を見込める宝石です。
スピネルは、強い輝きと、鮮やかな色あいが美しい宝石です。
インクルージョンが少なく透明度が高いため、透き通った色合いを楽しむことができます。
また、単屈折ならではの強い輝きも魅力の一つですが、宝石としては出回ることは多くなく、知る人ぞ知る宝石です。
スピネルには様々なカラーがありますが、レッドスピネルと呼ばれる赤色のスピネルは高い価値があります。その風合いは上質なルビーによく似ており、なんとイギリス王室で保管されている戴冠式用の王冠の正面についている140カラットの大きなルビーは実はスピネルだったという逸話もあるほど。
言い換えれば、スピネルの美しさはルビーに匹敵するとも言えるでしょう。
サイズにもよりますが、買取・質預かりの現場でもお値段を見込める宝石です。
まるで血のような赤色を呈することで有名な宝石、それが血赤珊瑚です。
沖縄でダイビングをしたときにキレイだね〜となるサンゴ礁とは異なる種類の珊瑚で、100m以上の深海に生息する宝石珊瑚を研磨してつくりだす宝石です。太陽の光が届かない冷たい場所で長い年月をかけてひっそりと成長し、ぎゅっと密度の詰まった硬さを有するのが宝石珊瑚の特徴です。
宝石珊瑚には白、ピンク、赤などがあり、太平洋や地中海、日本ではも土佐沖などで産出されます。
その中でも濃すぎず薄すぎず、ちょうど鮮やかで美しい赤色のものを血赤珊瑚といい、他の珊瑚とは一線を画して高い価格にて取引されています。
一定以上のサイズがあり、ムラがなく美しい色の血赤さんごは、買取・質預かりの現場でもお値段を見込める宝石です。
大阪・豊中の質屋マルカは、ダイヤモンド、宝石を取り扱って40年以上。
米国宝石学会の宝石鑑定資格(G.I.A. G.G.)を持つスタッフが在籍、宝石の価値を正しく判断し、他店に負けない価格をご提示させていただきます。おかげさまで、一般のお客様はもちろん、宝石業者様にもご利用頂いており「宝石に詳しい質屋」との評判を頂いています。
買取はもちろん、「これは何という宝石?」「どのくらいの価値があるの?」など、ご相談だけでもOKです。料金などは一切頂きませんので、どうぞ、お気軽にご相談くださいませ。
質入れとは、「自分の大切な品物でお金を借りる」ということ。
質屋にダイヤモンドや宝石など、自分の品物を預けて(担保)、その市場価値の範囲内でお金を借りることができます。
預けている間の品物の所有権はお客様のまま。
品物は倉庫(質蔵)できちんと保管され、お迎えを待ちます。
もちろんお預かり中は手を触れたり他の方に見せたりすることはありませんので、ご安心ください。
期限は3ヵ月、その間に元金と質料を支払えば品物を取り戻すことができます。
品物がいらない、または品物を諦める、といった場合には元金と質料の支払い義務はありません。都合のいい時まで期限を延長することもできます。
「誰にも気兼ねなくお金を借りて、自分の都合で返済できる」
それが鎌倉時代から続く質屋だからこそできるサービス、質入れ(質預かり)なんです。
買取店や宝石業者の方にもご来店いただく質屋です。
まずは、お気軽にご相談くださいませ。
〒561-0858 大阪府豊中市服部西町1-1-12
TEL : 0120-17-4178
TEL:06-6864-0022
FAX:06-6864-5151
営業時間:9:30~20:00
(査定受付19:30迄)
定休日:7日、17日、27日、第3日曜日
大阪質屋協同組合 加盟店
全国質屋組合連合会 加盟店
質屋許可番号:大阪府公安委員会 第622335300027号
古物商許可番号:大阪府公安委員会 第622335303274号