ロレックスの製造番号とおおよその製造年の秘密をご紹介!ってそんなに大したものでもありませんが、ご参考までにどうぞ。
公開日:2013年10月19日
日本で絶大な人気を誇る高級時計、ロレックス。
お持ちの時計はいつ頃製造されたものか・・・それはシリアル番号(製造番号)で知ることができます。
(大半のモデルは数年に渡って製造されているため、いつごろ製造されたものか分かりません)
また、製造年により質預かり・買取相場が変わる場合もありますので、シリアル番号は質屋や買取店では重要な情報となります。
このページでは、シリアル番号の確認方法、シリアル番号と製造年の関係をご紹介いたします。
ロレックスに限らず、ほとんどの製品にはシリアル番号(製造番号)が付与されています。
一般的にシリアル番号は製品固有の番号で、1つとして同じものはございません。
(偽物は共通のシリアル番号を使うことも多く、真贋判定の一助となることがあります)
また、シリアル番号を読み解くと、様々な情報が隠れている場合があります。
ロレックスの場合、シリアル番号から分かること、それは製造年です。
シリアル番号から製造年(製造開始年)が分かります。
ただし、2011年からはランダム配列となり、製造年が分からなくなっています。
1259699〜 | 1965 |
---|---|
1871000〜 | 1966 |
2163900〜 | 1967 |
2426800〜 | 1968 |
2555384〜 | 1970 |
2689600〜 | 1969 |
3215500〜 | 1971 |
3478400〜 | 1972 |
3741300〜 | 1973 |
4004200〜 | 1974 |
4267100〜 | 1975 |
4538000〜 | 1976 |
5008000〜 | 1977 |
5482000〜 | 1978 |
5958000〜 | 1979 |
6434000〜 | 1980 |
6910000〜 | 1981 |
7386000〜 | 1982 |
7862000〜 | 1983 |
8338000〜 | 1984 |
8614000〜 | 1985 |
9290000〜 | 1986 |
9769000〜 | 1987 |
9999999〜 | 1987 |
R000001〜 | 1987 |
---|---|
R999999〜 | 1988 |
L000001〜 | 1989 |
L999999〜 | 1990 |
E000001〜 | 1990 |
E999999〜 | 1991 |
X000001〜 | 1991 |
N000001〜 | 1991 |
C000001〜 | 1992 |
S000001〜 | 1993 |
W000001〜 | 1994 |
T000001〜 | 1996 |
U000001〜 | 1997 |
A000001〜 | 1998 |
P000001〜 | 2000 |
K000001〜 | 2001 |
Y000001〜 | 2002 |
F000001〜 | 2003 |
D000001〜 | 2004 |
Z000001〜 | 2006 |
M000001〜 | 2007 |
V000001〜 | 2009 |
G000001〜 | 2010 |
ランダム配列 | 2011 |
[保証書]
古いモデルの場合は紙の保証書にパンチングでシリアル番号が記載されています。比較的新しめのモデルはクレジットカードサイズの緑色のカードにシリアル番号が記載されています。
ただし、これらが本当にその時計のものかは分かりませんので、あくまで参考程度でしょうか。
[新タイプの場合/文字盤内側のフチ]
2004年頃以降の比較的新しいモデルの場合には、文字盤内側のフチにROLEX ROLEX ROLEX…の刻印があります。通称、ルーレット刻印と僕たちは読んでいます。
その6時側にシリアル番号が刻印されています。
これは肉眼でも確認できるのではないでしょうか。
もし見にくい場合は、スマホのカメラを拡大表示して見てください。案外見れるもんです♪
[旧タイプの場合/本体の6時側の側面]
少し古いモデルの場合は、時計本体の6時側の側面(ブレスレットで隠れている部分)にシリアル番号が刻印されています。
でも、このシリアル番号を確認するには、ブレスレットを外さなければならず、それには専用工具が必要になります。
せっかくなので、次のセクションでブレスレットの外し方を紹介してみたいと思います。
質屋マルカではこんな専用工具を使っています。
ドイツのベルジョンという時計工具メーカーのもので、めっちゃ高いんです!
でもめっちゃ丈夫!
ロレックスの本体とブレスレットは、バネ棒という両端が引っ込む棒のようなものでしっかりと接続されています。ブレスレットを外すには、バネ棒を外すことが必要なりますが、ちょっとしたことでブレスレットが外れないように、バネ棒はかなり頑丈な作りになってるのです。
ここで登場するのが、時計外しの専用工具。
当店では上のような工具を使っていますが、めっちゃ高いので、ちょっとトライしようと思う方は代用品でもできるのではないでしょうか。
ただし、力が結構かかるので、ある程度上部でグリップしやすいもののほうがいいです。
ただし、自分で外すときに注意点があります。
それは、ブレスレットを外す瞬間、またはブレスレットをつける瞬間にバネ棒によってラグの裏側(本体とのブレスレットを接続する部分の裏側)にかなりの確率で傷がつく、ということ。
慣れてくれば、傷がつかないようにできるのですが、最初はほぼ確実にキズが付きます。
非常に細かい傷で見えにくい裏側なので、あまり気にすることはないかもしれませんが・・・
バネ棒が飛び出た瞬間に、ラグの裏側がこんな風に傷ついてしまいます。
これを防ぐ方法として、傷のつきやすい部分をテープ等で保護する方法もありますが、これも万能ではありません。バネ棒は勢いがいいので、テープを押しのけて傷をつけることがあるのです。
傷がつく部分をビニールテープで覆うと、ある程度傷を防止することができます。
でもそれでも傷がつくことがあります。
ほとんど目立ちませんが、やはり買ったばかりの新品状態のロレックスにキズが付くと大ショック。
もちろん新品扱い(未使用品扱い)にはなりませんので査定額もガクンと下がります。
まあ目立たないキズならいいか、と思えるようになるまではやらないほうがいいかもしれません。
少し古いモデルの場合、時計本体とブレスレットが接続されている横の部分に穴が開いていることがあります。横穴の中にバネ棒の端っこが見えます。これをグイグイ押し込めば、ブレスレットを外すことができます。
バネ棒はこんなの。両端をぐっと押すと引っ込む仕組みになっています。
こんな小さいけど非常に重要なパーツなんです。
今回使用するのは、サブマリーナの旧タイプ、16610の2002年モデルです。
いやぁ、かっこいい!
理屈ではバネ棒の両端を一緒に押しこむとブレスレットが外れることになります。
が、そんなこそ専用工具が必要なので、ここでは片側ずつ外す方法を。
まずは、6時側を上に向け、時計の裏側を自分の方に向けて左手ですっぽりと持ちます。
その時、人差し指をブレスレット(表側)にそえて、自分の方に向けてぐっと押します。
人差し指でブレスレットに力を加えたまま、横穴に工具を差し込み、バネ棒の片方押し込んでいきます。
たまに錆びなどでバネ棒を押し込めない場合もありますので、その場合はムリせずに諦めましょう。
押し込んだ時に人差し指でぐいぐいとブレスレットを押すと、ちょうどバネ棒の端っこが穴に戻らず、引っかかって押し込まれたままになります。
下の写真では、穴の中にバネ棒が見えなくなっています。
ここからが難関!
このまま片方のバネ棒がおしこまれたままの状態で、時計をひっくり返し、逆側のバネ棒を押し込んでいきます。
人差し指でゆっくりとグイグイ押すと、バネ棒がはずれてブレスレットが動く感覚が分かります。
ただし!ここで強く押しすぎると、ブレスレットが勢いよく外れてバネ棒がどっかに飛んで行ってしまうので、ゆっくり押しましょう!
ブレスレットが無事外れました。
この外す瞬間、バネ棒が勢いよく元に戻る瞬間にラグの裏側がキズつくのです。
なので、私はこの瞬間に爪先でバネ棒の両端を抑え、ゆっくり外して傷がつかないようにしています。
外した部分を見えると、STAINLESS STEELの文字が見えます。
旧タイプのシリアル番号の場合は、ここにシリアル番号が刻印されているのが分かります。
いやぁ、お疲れ様でした。
比較的新しいモデルの場合、時計本体とブレスレットの接続部分には横穴がなく、ブレスレットの裏側にバネ棒を確認することができます。これをグイグイ押し込んでいきます。
バネ棒はこんなの。両端をぐっと押すと引っ込む仕組みになっています。
両端にはバネ棒を押し込めるよう、段差が付いています。こんな小さいけど非常に重要なパーツなんです。
今回使用するのは、デイトナのステンレス×イエローゴールドのコンビモデル、116503です。
いやぁ、かっこいい!
2002年はまだ古い仕様ですので、本体とブレスレットの接続部分に横穴があります。
横穴の中にバネ棒の端っこが見えます。
理屈ではバネ棒の両端を一緒に押しこむとブレスレットが外れることになります。
が、そんなこそ専用工具が必要なので、ここでは片側ずつ外す方法を。
まずは、6時側を上に向け、時計の裏側を自分の方に向けて左手ですっぽりと持ちます。
その時、人差し指をブレスレット(表側)にそえて、自分の方に向けてぐっと押します。
人差し指でブレスレットに力を加えたまま、横穴に工具を差し込み、バネ棒の片方押し込んでいきます。
たまに錆びなどでバネ棒を押し込めない場合もありますので、その場合はムリせずに諦めましょう。
押し込んだ時に人差し指でぐいぐいとブレスレットを押すと、ちょうどバネ棒の端っこが穴に戻らず、引っかかって押し込まれたままになります。
下の写真では、穴の中にバネ棒が見えなくなっています。
ここからが難関!
このまま片方のバネ棒がおしこまれたままの状態で、時計をひっくり返し、逆側のバネ棒を押し込んでいきます。
人差し指でゆっくりとグイグイ押すと、バネ棒がはずれてブレスレットが動く感覚が分かります。
ただし!ここで強く押しすぎると、ブレスレットが勢いよく外れてバネ棒がどっかに飛んで行ってしまうので、ゆっくり押しましょう!
ブレスレットが無事外れました。
この外す瞬間、バネ棒が勢いよく元に戻る瞬間にラグの裏側がキズつくのです。
なので、私はこの瞬間に爪先でバネ棒の両端を抑え、ゆっくり外して傷がつかないようにしています。
外した部分を見えると、STAINLESS STEELの文字の下にシリアル番号が刻印されているのが分かります。いやぁ、お疲れ様でした。
ブレスレットをつける時は、基本的に今の逆です。
まずは、ブレスレットの端っこにバネ棒をセットして、時計とブレスレットをくっつけます。
その状態で左手で持ちます。(バネ棒が外れた瞬間と同じ格好ですね)
この状態でバネ棒を片方を工具で押し込んで、時計本体の内側にひっかけます。
バネ棒の片方を時計本体にひっかけた状態で、バネ棒のもう片方も工具で押し込んでいきます。
このバネ棒を押し込むときにバネ棒とラグの裏側が擦れて傷がつくこともあるので注意です!
特に横穴のない新しいタイプの時によく傷がつきます(笑)
タイミングよくグイッ!と押し込むと、ブレスレットが簡単にラグの間に押し込まれます。
誰もが知る高級時計、ロレックス。
特に人気モデルは正規販売店でも並ぶことが少なく、入手困難なブランドとしても有名です。
それゆえに定価に対する査定額も非常に高く、資産価値は抜群です。
でも、ちょっとお金が必要になったから、売らないといけない・・・
そんな寂しいことはありません。
でも、質屋ならロレックスを手放さずにお金に換えることができるんです。
それは、ロレックスを担保にお金を借りる質入れ(しちいれ)、質預かり(しちあずかり)というシステム。
質入れとは、「自分の大切な品物でお金を借りる」ということ。
質屋に自分の品物を預けて(担保)、その市場価値の範囲内でお金を借りることができます。
預けている間の品物の所有権はお客様のまま。
品物は倉庫(質蔵)できちんと保管され、お迎えを待ちます。
もちろんお預かり中は手を触れたり他の方に見せたりすることはありませんので、ご安心ください。
期限は3ヵ月、その間に元金と質料を支払えば品物を取り戻すことができます。
品物がいらない、または品物を諦める、といった場合には元金と質料の支払い義務はありません。都合のいい時まで期限を延長することもできます。
「誰にも気兼ねなくお金を借りて、自分の都合で返済できる」
それが鎌倉時代から続く質屋だからこそできるサービス、質入れ(質預かり)なんです。
当店では、数十年にわたってロレックスを取り扱ってまいりました。
定番モデルから人気のスポーツモデル、金無垢やダイヤモンド入りの高級モデルでも即金でご融資いたします。
まずは、お気軽にご相談くださいませ。
〒561-0858 大阪府豊中市服部西町1-1-12
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